どんなサイズでも1枚から制作可能 !!
日本バイリーン株式会社をはじめ各不織布メーカーのフィルターを安価に製作いたします。


皆様の快適な
空調環境のために
数坪の小さなお店から巨大ラインを構える大型工場など、
現代社会の施設には必ず空調機器が備えられています。
しかし、同じ空調機器とはいえ、それぞれのニーズは全く異なっています。
それと同時に適切なフィルター選びも重要です。
弊社では、あらゆるニーズに応えることができるよう、設備・人員を揃えています。
どんなサイズでも
1枚から製作可能
栄伸工業のお取り扱いラインナップを
ご紹介いたします。
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2025.04.21
厨房用グリスフィルターの最新事情
いつもは空調用フィルターを中心に情報をお届けしていますが、今回は少し視点を変えて“グリスフィルター”に注目してみたいと思います。厨房から排出される油汚れや油煙をしっかりキャッチできるフィルター選定のポイントを抑えておけば、衛生管理や設備の寿命にも良い影響を与えます。ぜひ最後までご覧いただき、グリス対策に役立ててください。 業務用ダクトの油除去とステンレス製フードの衛生管理 業務用の厨房において、フードやダクトを通る油煙や油汚れをいかに効率的に除去するかは、空調設備の性能維持や安全確保、さらには衛生管理上の大きな課題です。特に、ステンレス製のフードはサビにくく丈夫なため、多くの飲食店や工業関連の事業所で採用されています。しかし、いくらステンレス製フードが高性能と言えど、グリスや油脂が蓄積してしまえば、調理時の油煙をうまく排気できなくなり、煙や臭いが厨房内に充満する恐れがあります。 このとき重要なのが、業務用ダクト内でグリスを除去するための「フィルター」です。性能の高いフィルターを使用することによって、厨房にこびりつく嫌な油汚れを効率よくキャッチし、ダクトの排気装置を保護し、フード周辺の衛生環境も保てます。フィルターにはさまざまな型やタイプがあり、日本国内のメーカーはもちろん、ホーコスやクラコといった工業メーカー、dc企画など数多くの企業が商品を提供しています。 油やグリスをしっかりキャッチして衛生管理を向上 厨房のダクトから発生する油煙やオイルミストをいかに抑えるかは、ステンレス製フードの耐久性や清潔度に直接影響します。特に高風量に対応した大規模な設備を持つ厨房では、交換頻度の少ない高性能フィルターを組み合わせることが、設備全体の効率アップやコストダウンにつながります。 ステンレス製フードとフィルターの組み合わせ選定 ステンレス製フードを導入する際には、製品そのものの性能だけでなく、ダクトや連体式の排気装置との相性もチェックしましょう。ホーコスやクラコなどのメーカーによっては、単体利用だけでなく片面・両面どちらのタイプにも対応できるフィルター商品をそろえており、各種カタログや一覧ページで性能を比較できます。使いやすい厨房メニューを維持するには、高性能フィルターを適切に導入することが必須です。 衛生管理のための定期的な交換と清掃 いくら高性能なステンレス製フードを導入しても、油煙やグリスは常に発生し、時間の経過とともに汚れは蓄積します。そのため、定期的なチェックと交換、そして清掃を怠らないようにすることが大切です。業務用フィルターはステンレス製品でも油脂がつきやすく、一度汚れがこびりつくと除去が困難になることがあります。メンテナンスの周期や交換の方針をあらかじめ決め、事前にカタログや情報サイトで問い合わせ先を確認しておきましょう。 こうした空調設備の管理は食品衛生法や安全基準とも深く関連し、トラブルを未然に防ぐうえでも重要です。興味がある方は、各メーカーのサイトマップを参照のうえ、ヒットした一覧ページで商品仕様をチェックしてみてください。 お問い合わせフォームはコチラ グリス排気設備の認定やダブルチェック! メーカー選びや交換のポイント一覧 油煙やグリスをしっかり捕集したいと考える飲食店オーナーや工業系の法人様は、グリス排気設備の認定基準やダブルチェックの方法に加え、どのメーカーのフィルターを選べばよいかなど、多くの疑問を抱えているかもしれません。ここでは、メーカー選びや交換時のポイントを「一覧」形式でまとめてご紹介します。 1.認定基準の確認 ・日本国内の関連法令や安全基準をしっかり満たしているか登録・認定情報をチェックする。 ・使用設備が消防法や排気基準などに適合しているかを確認(dc企画製やホーコス製など、それぞれ基準が異なる場合がある)。 2.メーカーや商品タイプの比較 ・クラコ、ホーコス、dc企画などのメーカーごとにフィルターの対応型や品の違いを比較。 ・店舗の厨房の規模(多めの油煙が出るかどうか)やダクト形状に合わせてタイプを選定。 ・ダブルチェックで性能を調査し、使いやすさや交換のしやすさを総合的に評価。 3.交換時期と費用の目安 ・どのくらいの頻度で交換が必要か、費用はどの程度か、問い合わせやカタログで確認。 ・フィルタ(フィルタ―とも表記)の型や式(片面式、両面式など)によって寿命やメンテナンスコストは異なる。 4.油・グリスの除去効率 (高風量対応・低圧損対応 など) ・各製品の除去率が高いほど、油汚れがダクト内に蓄積しにくく安全性や衛生面でメリットが大きい。 ・中には高風や低圧にも対応した商品もあるため、利用の仕方や調理種類に合わせて選ぶ。 5.ステンレス製などの材質とサイズ展開 ・フィルターの型・タイプでステンレス製が選べる場合、耐久性や掃除のしやすさを重視する方におすすめ。 ・サイズが豊富にあるかや、ダクトやフードのサイズ要件に合うかを事前に確認。 6.問い合わせ先とメンテナンスサポートの有無 ・会社によっては24時間オンラインでの問い合わせ対応、またはメニューからの施工申し込みなどサービス体制が異なる。 ・交換方法や取り付け方法も各メーカーで多少異なるため、トップページから案内ページを探してチェックすると良い。 ダブルチェックを行うことで、設備の交換や導入後に発生しうるトラブルを未然に回避できます。厨房ダクトやステンレス製フードの衛生管理については、取り扱いプロセスが複雑なため、自社だけでなく専門業者や各社の会員サポートをうまく利用するのがポイントです。特に油脂やオイル、汚れが大量に発生する業務用食堂や工業系施設では、使い方やメンテナンス頻度も高く、効率良く設備を回せるかどうかが損益にも直結するでしょう。 ステンレス製フィルターと片面・両面タイプ式の比較:JEDやJGZ対応の高性能に注目 最後に、ステンレス製フィルターの片面・両面・連体式などのタイプごとの特徴と、JEDやJGZといった規格や認定に対応する高性能フィルターに注目してみましょう。グリスや油煙の除去効率が高くなるほど、環境負荷の低減にもつながり、安全性の高い厨房を実現できます。 片面タイプ式のメリット ・軽量かつ取り扱いやすい: 片面タイプのフィルターは単体として扱いやすく、交換や洗浄時に時間が短縮できる。 ・サイズ展開が豊富: 型(かた)によってはステンレス製もあり、カタログでチェックすれば、多様な厨房やダクトへ柔軟に対応可能。 ・メンテナンスコストの削減: 取り外しが容易なため、油汚れを定期的に洗浄することで長期間使用できる。 両面タイプ式のメリット ・大量のグリスをしっかり除去: 表裏両面で油煙を吸着するため、油脂やオイルミストの除去効率が高い。 ・高風量・低圧仕様にも対応: 業務用厨房や工業関連設備で利用される高風量ダクトにも適応力がある。 ・グリス排気設備の性能向上: 片面式よりも大きな捕集面積を確保できるため、フード内部の油煙残留を抑制できる。 JEDやJGZ対応フィルターの性能 高性能フィルターとして注目されるのが、JEDやJGZといった厳しい規格や認定に対応した商品群です。それらのフィルターは、厨房などの調理現場から発生する油煙・煙の除去率が高く、水洗いや洗剤でのメンテナンスがしやすいよう設計されているケースが多いです。日本国内のメーカーが提供するステンレス製フィルターには、ホーコスやクラコなど大手工業会社がラインナップを用意しており、チャンバー部品や高圧洗浄機との組み合わせ、あるいは多彩なサイズ展開など、その他にも多くのバリエーションが存在します。 連体式・単体式との比較・使い分け ・連体式: ダクトやフードとの接合部の意匠が一体化して設計されているケースで、清掃の手間は増えるが、油漏れやグリス汚れの広がりを最小限に抑えられるメリットがある。 ・単体式: 片面式および両面式フィルターをフード内部に単独で設置。交換や取り扱いが容易で、汚れがひどくなったときにだけフィルターを廃棄し新しいものと交換可能。 いずれの場合も、メニューの多い厨房では油煙や汚れが大量発生するため、チェックリストを作成して定期的に清掃・交換するのがおすすめです。dc企画製品やクラコ製品のように、ダブルチェック手順や交換方法を説明したカタログが存在する場合は、簡単に調査できます。 まとめ 以上が「業務用ダクトの油除去とステンレス製フードの衛生管理」「グリス排気設備の認定やダブルチェック! メーカー選びや交換のポイント一覧」「ステンレス製フィルターと片面・両面タイプ式の比較:JEDやJGZ対応の高性能に注目」に関する総合的な解説となります。 油汚れやグリスの除去効率を高め、厨房内・工場設備の安全性や衛生管理を強化したいとお考えでしたら、ぜひ一度弊社へお問い合わせください。 お問い合わせいただければ、使用状況に合わせたフィルターの型やタイプ、交換サイクルのほか、費用対効果を高める運用方法も詳しくご紹介可能です。日常的に発生する油煙やグリス対策を万全にして、快適で生産性の高い厨房・工場環境を目指すために、ぜひ弊社へお声がけいただければ幸いです。 製品一覧や詳細カタログ、施工や導入事例など、追加の情報も迅速にご用意いたします。業務用ダクトやフードの衛生管理でお困りの際は、ひとつの選択肢としてぜひ弊社のサービスをご検討ください。ご相談内容に応じて柔軟にサポートさせていただきますので、ぜひお気軽にお問い合わせをお待ちしております。 当社「栄伸工業株式会社」では、様々なフィルターを提供しております。グリスフィルターや空調用フィルターなどに関するお問い合わせや、具体的な製品の詳細については、ぜひお気軽にご連絡ください。 お問い合わせフォームはコチラ 弊社の製品情報についてはコチラ -
2025.03.12
2025年4月改正の省エネ法とは? 住宅・建築物の省エネ基準適合義務化とエアコンフィルターの役割を徹底解説
2025年4月の法改正と省エネ基準適合義務化の背景 2025年4月に施行される省エネ法等の法改正では、住宅を含むさまざまな建築物の省エネルギー性能をより高い水準で適合させることが義務になります。これは、国が定める省エネ「基準」を満たすことが義務化されるため、今後新築や増改築を行う建築主や設計者にとって、大きなポイントになります。 特に2025年4月の施行以降、建築主は国土交通省のガイドラインにそって一定以上の断熱性能や一次エネルギー消費量の削減を達成しなければなりません。ここでは、改正法の概要や背景、2024年からはじまる段階的適用のスケジュールについて解説しながら、なぜ今回の省エネ基準適合義務化が重要視されているのかを見ていきます。 法改正の背景とカーボンニュートラル 世界的な温室効果ガス削減の流れを受け、2050年カーボンニュートラル実現へ向けた取り組みが進められています。日本でもCO₂排出量を大幅に削減する方策として、住宅や建築物の省エネルギー性能向上が大きな役割を担うようになりました。今後の建築界では、2025年の法改正を経て2030年、さらに2050年を視野に入れた長期スパンのエネルギー戦略がより一層求められます。 住宅・建築物の省エネルギー性能とは 住宅や建築物における省エネルギー性能とは、外皮(屋根・窓・外壁など)の断熱性や、冷暖房・照明といった設備の効率化によって、一次エネルギー消費量を抑えることを指します。エネルギー消費を抑える技術には、断熱材の工夫やサッシの熱貫流率改善などがあり、適切に行うことで温度の損失を抑え、結果としてCO₂排出を削減できます。 エアコンフィルターが省エネに貢献する理由 そこで注目されるのが、家の中でも大きな電力を消費しがちなエアコンや冷暖房設備の省エネ化です。エアコン性能を十分に発揮させるためには、定期的なフィルター掃除や高性能フィルターの導入が不可欠です。フィルターが目詰まりしていると、エアコンが余分な電力を使ってしまい、室内の温度を一定に保つのにより大きなエネルギーが必要になります。 省エネ住宅の性能を高めるためのエアコンフィルター対応ポイント 高効率エアコンのメリットと省エネへの影響 省エネ住宅を検討する際、どうしても外皮断熱や窓の熱貫流率に目が向きがちです。しかし、実際に大きな省エネルギー効果を生むのは、毎日の生活に直結する空調設備の性能向上です。特にエアコンの場合、一次エネルギー消費量を抑えるために、最新の高効率モデルが続々登場しています。それらの機種とあわせ、日常のメンテナンスを担うのがフィルターです。 フィルター清掃がもたらす省エネ効果 フィルター清掃を怠ると、空気の流れが悪くなり、エアコンの稼働時間が増えて電力消費が高まります。一方、定期的にフィルターを掃除し、常に清潔な状態を保つと、少ないエネルギーで効率的に冷暖房が可能となり、CO₂の削減や電気代の節約につながります。 エアコンフィルターの種類と選び方 エアコンフィルターの種類には、一般的な不織布タイプから、微細なちりや花粉を除去できる高機能タイプまで幅広く存在します。省エネ法が示す住宅・建築物の省エネルギー基準を満たそうとするとき、空調設備全体の性能を上げる必要がありますが、その一環として高性能フィルターを導入するのも有効です。 ・高捕集タイプフィルター: 花粉や菌、ウイルスなどを捕らえる能力が高く、長期的に室内環境を清潔に保つ。 ・抗菌・防カビフィルター: カビや雑菌の繁殖を防ぎ、エアコン内部を清潔に保ちながら消費電力を抑える。 住宅の規模や延べ床面積、建築物全体の設備仕様にあわせて最適なフィルターを導入するのも重要なポイントです。 ◆◆◆当社製品情報についてはコチラ◆◆◆ 建築物への影響は?省エネ法改正に伴う手続きと判定の流れ 今回の施行(2025年4月)により、小規模な木造2階建て住宅も着工に必要な行政手続きである建築確認の際に、省エネ適合性判定(省エネ適判)が原則必要になります。建築主や設計者は、建築確認申請時に外皮のUA値(外皮平均熱貫流率)や一次エネルギー消費量の計算書を提出し、法定の手続きを踏む必要があります。 手続きと判定 計画の策定: 建物の構造や設備を示す省エネ計画を立案し、必要書類を作成 審査・確認: 行政庁や登録機関などが、外皮性能や一次エネルギー消費の算定結果を確認 認定・適合判定: 審査が通れば、省エネ基準への適合性が認められ建築確認が取得できる 一方で、この流れの中でも、空調機器やエアコンフィルターの種類を明示的に示すことは少ないかもしれません。しかし、適合を満たすために必要となる一次エネルギー消費量の削減では、空調や換気システムをどれだけ効率的に動かせるかが大きな割合を占めます。 建築士が知っておきたい省エネ基準適合性の審査と合理化の策 省エネ法改正のポイント 省エネルギー基準が厳格化されると、建築士の方々は設計段階から断熱材の選定や設備計算をシビアに行い、建築確認の申請を経て審査を受けなくてはなりません。特に2025年以降は、小規模な土地や建築物であっても省エネルギー報告が求められるケースが拡大します。 合理化のためのポイント ・外皮の断熱水準アップ: 窓の断熱強化、外壁の断熱材強化で断熱性を上げる ・高効率設備の導入: 一次エネルギー消費量低減にはエアコンや給湯器、照明の選定が重要 ・エアコンフィルターの定期保守: 設計段階では見落とされがちだが、実際の運用段階では大きな電力削減効果を発揮 エアコンフィルターで意識すべき点 建築士がエアコンの選定に関わる場合もありますが、意外と見落とされがちなのがフィルターのメンテナンス。設計事務所や施工会社が建築主にフィルターの重要性を伝え、長期的な省エネ運用計画の一環としてフィルター掃除や交換サイクルの情報を提供すれば、ユーザー満足度が大きく向上するはずです。 ◆◆◆弊社のフィルター製造についてはコチラ◆◆◆ 2025年に向けて段階的に開始!家づくりに求められる省エネルギー対策 省エネ住宅を取り巻く制度は、2025年4月に本格施行を迎えます。すでに一部区域や長期優良住宅のような特例制度では、断熱強化や一次エネルギー消費量計算が義務付けられてきましたが、今後はそれがすべての新築や増改築へと拡大する見込みです。 家づくりのポイント 断熱性能を高め、冷暖房に必要なエネルギーを減らす 再生可能エネルギーを活用したシステムの導入(太陽光発電など) エアコンフィルターを含めた運用も想定した機器選定 省エネ法に基づく資料作成・提出の流れを把握 スケジュール 2024年: 一部地域や規模で先行開始 2025年4月: 全国的に義務化が適用 2030年: さらなる基準の引き上げが予定され、ZEH水準の普及が見込まれる これに伴い、エアコンのフィルター製造に携わる私たちのような企業も、建築会社や設計事務所との連携を強化し、省エネ住宅づくりをサポートしていくことが必要になるでしょう。 空調機器フィルターによる省エネ効果の種類と住環境へのメリット フィルターの役割 エアコンにおけるフィルターの主な役割は、空気中のホコリや花粉、雑菌などを捕捉し、室内空気を清潔に保つことです。同時に、ファン部分や熱交換器にゴミが詰まるのを防止して、機器の性能を最大化します。 省エネ効果の具体例 ・冷暖房効率の維持: フィルターが詰まっていなければ、エアコンはより少ないエネルギーで必要な温度を保ちやすい ・故障リスクの低減: フィルターがいつもきれいなら、熱交換器やファンへの負荷が減り、機器寿命が延びる ・コンプレッサー負荷軽減: エネルギー消費の大きいコンプレッサーの動作頻度を下げられる結果、省エネに直結 住宅全体との関係 建築物自体の外皮断熱や設備設計が適切になされていても、エアコンフィルターの管理が不十分だと期待した性能を発揮できません。定期清掃や交換スケジュールの確立は家づくりの「運用後」のフェーズで意識すべきポイントの一つです。 2030年を見据えた省エネ住宅の将来:建設会社・国の取組と動向 今後の目標と規制強化 2030年までにさらに高い省エネ基準を達成し、最終的には2050年までに日本全体のカーボンニュートラルを実現することが大きな目的です。建築関連企業や国、地方自治体は、ZEBやZEH(ネット・ゼロ・エネルギー住宅)の普及を後押しする補助金制度や税制優遇を整備しつつ、住環境の質を高めるための取り組みを進めています。 建設会社の動向 建設会社は、省エネ性能を高めるために断熱材や窓などの外皮性能を強化すると同時に、空調設備や給湯設備の高効率技術を積極的に採用しています。こうした取り組みによって、建築コストの上昇や工期の延長が懸念されますが、長期的な視点ではエネルギー消費量の低減や電気代削減等のメリットが住まい手にもたらされると期待されています。 空調機器フィルター製造会社としてのサポート 当社のような空調機器フィルター会社は、建設会社向けに省エネルギー対策のコラムやお問い合わせ対応などを通じて、住宅のエネルギー効率を引き上げるサポートを行っています。建築物を建てる段階から、運用方法やフィルターの選定・メンテナンス頻度をわかりやすく説明することで、「高性能住宅=建物そのものの断熱+空調機器のしっかりした運用」という両輪を実現できるでしょう。 まとめ 本記事では、2025年4月に施行される省エネ法等の法改正による省エネ基準適合性の義務化や、 各種の手続き・審査プロセス、そしてエアコンのフィルターを導入・清掃・交換する重要性について解説しました。以下のポイントを押さえておきましょう。 2025年からは住宅を含む建築物の省エネルギー基準適合が義務となり、建築確認申請手続きが大きく変わる 住宅の省エネ性能を担保するには外皮断熱の向上だけでなく、空調機器やそのフィルターの管理・選定が重要 2030年に向けたCO₂排出量削減達成には、断熱や温度管理の工夫だけでなく、運用段階のメンテナンスを意識することが必要 フィルターが目詰まりしないよう定期的に清掃・交換を行うことで、エアコン本来の性能を引き出し、エネルギー消費量を抑えられる 今後はZEB/ZEH等についても普及が進み、建設会社や国の取り組みが一体となって、建築の脱炭素化が加速する 私たち空調機器フィルター製造会社は、法改正に伴う省エネ基準適合義務化の流れを注視しながら、住宅の省エネルギー性能と快適な住環境を実現するためのさまざまな製品・サービスを提供していきます。フィルターの交換や選定に関する問い合わせ、あるいは製品導入のメリットに関する解説や資料をお求めの場合は、ぜひ当社へご相談ください。 今後も建築・省エネ関連の最新情報や、エアコンフィルターを活用した効率的な空調設備運用に関するコラムを随時掲載する予定です。 省エネ目標の達成は個人の個人・家庭レベルから始まり、2030年、2050年に向けた大きな一歩となります。今ある住宅でも省エネ性能を高めるリフォームや断熱改修が進んでいる流れがありますし、新築であれば設計段階から省エネを見据えて設備機器等を選定できます。エアコンフィルターはあまり目立たない存在かもしれませんが、確実にエネルギー消費を低減し、CO₂排出量の抑制に貢献できる要素です。住宅への影響だけでなく、店舗やオフィスなどの建築物でも大きな効果が期待されるでしょう。 これからの家づくりや建物の改正法に合わせたリフォームは、省エネ法で定める基準を十分に理解し、ベストな設備やフィルターを選ぶようにしましょう。そして、それらを最大限の効果で運用するためには、フィルターの定期的なチェック&清掃・交換をぜひ習慣にしてください。ほんの少しの手間をかけるだけで、その効果は長期的なエネルギー削減という大きなリターンとなって返ってきます。 当社「栄伸工業株式会社」では、多様なクリーン空気環境のニーズに応じた高性能なフィルターを提供しております。空調用フィルターに関するお問い合わせや、具体的な製品の詳細については、ぜひお気軽にご連絡ください。 ◆◆◆お問い合わせフォームはコチラ◆◆◆ ◆◆◆弊社のフィルター製造についてはコチラ◆◆◆ -
2025.02.26
アルミ枠プレフィルターの特長と利用法
プレフィルターの特長と利用方法 プレフィルターは、エアフィルターの一部として使用され、主に空気中の大きな粒子を捕集する役割を果たします。このプレフィルターの主な特長と利用方法について解説します。 プレフィルターの特長 プレフィルターは、エアフィルターシステムの初段階で空気をきれいにするために設置されます。その特長には以下の点が含まれます: ➀効率的な捕集:プレフィルターは、大きなホコリや髪の毛、ペットの毛など、比較的大きな粒子を効率的に捕集することができます。これにより、フィルターの寿命を延ばし、エアフィルター全体の性能を向上させます。 ➁多様な材質:プレフィルターには、通常の繊維素材からアルミフレームを持つものなど、多様な材質のものがあります。特にアルミ枠プレフィルターは、強度と耐久性に優れ、長期間使用が可能です。 ➂便利なメンテナンス:プレフィルターは洗浄が容易で、再利用も可能です。これにより、環境に優しく、ランニングコストの削減にも貢献します。 プレフィルターの利用方法 プレフィルターの利用方法は、具体的な機械類や環境に依存しますが、一般的な利用方法を以下に示します。 ➀空調機器:多くの家庭用および商業用空調機器では、プレフィルターが使用されています。これにより、エアフィルターの寿命が延び、空調システムの効率が向上します。 ➁工業環境:プレフィルターは、工場やその他の工業環境での大気汚染物質を捕集するためにも使用されます。特に、高濃度の粉塵が発生する場所では非常に効果的です。 ➂住宅環境:自宅での利用も増えており、特にアレルギー対策やペットを飼っている家庭での使用が推奨されています。 アルミ枠プレフィルターの特長とその利点 次に、アルミ枠プレフィルターの特長とその利点について詳しく見ていきましょう。 アルミ枠プレフィルターの特長 アルミ枠プレフィルターは、以下のような特長を持ちます。 ➀高強度:アルミ素材は非常に強度が高く、繰り返し使っても変形しにくいです。 ➁軽量:アルミは他の金属に比べて軽量で、設置や取り扱いが容易です。 ➂耐食性:アルミは酸化しにくいため、長期間にわたり使用可能です。20度を超える気温にさらされても特性は変わりません。 アルミ枠プレフィルターの利点 アルミ枠プレフィルターを使用することで得られる具体的な利点を以下に示します。 ➀高効率な捕集能力:アルミ枠プレフィルターは、大きな粒子から小さな粒子まで効率的に捕集します。これにより、エアフィルター全体の効率も向上します。 ➁経済的な選択:耐久性が高く、再生利用が可能なため、長期的には経済的です。 ➂環境に優しい:環境負荷が最小限に抑えられるため、持続可能な利用が可能です。 アルミ枠プレフィルターの詳細な商品情報 ここからは、具体的な商品情報について詳述します。 商品特性と仕様 各製品の特性や仕様については、以下の通りです: ➀材質:高品質なアルミ、および耐久性のあるフィルターメディアを使用。 ➁捕集効率:高効率のフィルターメディアを使用することで、90 %以上の捕集率を誇ります。 ➂使用温度範囲:アルミ枠は耐熱性があり、-10℃から50℃までの広範囲の温度に対応可能。 注文と納期 購入に際しての詳細な情報を提供します。 ➀注文方法:オンラインでの注文も受け付けており、迅速な対応が可能です。5営業日以内に発送いたします。 ➁問い合わせ先:お問い合わせフォームや電話で、いつでも相談ができます。 お問い合わせフォームはこちら 様々な利用シーンでのアルミ枠プレフィルターの活用法 最後に、アルミ枠プレフィルターが活用される様々な利用シーンをご紹介します。 家庭用空調機器 家庭用エアコンや空気清浄機に利用されるアルミ枠プレフィルターの利点を以下に示します。 ➀アレルゲンの除去:アルミ枠プレフィルターは、ホコリや花粉などアレルゲンを効果的に除去します。これにより、家庭内の空気の質が向上し、健康的な生活環境が実現できます。 商業施設 商業施設で使用される空調機器や換気設備にもアルミ枠プレフィルターが利用されています。 ➀大規模な空間にも対応:アルミ枠は大規模な施設の換気フィルターとしても適合し、効率的に空気を清浄します。特に大型ショッピングモールやオフィスビルでの利用が増えています。 工業用設備 工場や製造施設など、厳しい環境にも対応するアルミ枠プレフィルターの役割。 ➀高濃度の粉塵捕集:工場内の高濃度の粉塵を効率的に捕集し、機械の故障を防ぎます。また、作業環境の改善にも寄与します。 自動車産業 自動車製造ラインでもアルミ枠プレフィルターが使用されています。 ➀車両内空気清浄:車両内の空気清浄システムにアルミ枠プレフィルターを使用することで、乗員の健康を保ちます。 医療機関 医療機関での利用例。 ➀手術室の空気清浄:適したアルミ枠プレフィルターは、手術室や集中治療室など、極めて清潔を求められる場所において使用されます。 その他の利用シーン アルミ枠プレフィルターのその他の活用場面についても注目しましょう。 ➀データセンター:データセンターでのサーバー機器の冷却効率を向上させるためにも、アルミ枠プレフィルターが不可欠です。その高い捕集率により、冷却装置の寿命を延ばします。 まとめ アルミ枠プレフィルターは、その優れた特性と多様な利用シーンにおいて大きな役割を果たしています。効果的な捕集能力と耐久性、経済性、環境性能の高さが、現代の空気清浄システムにおいて欠かせない存在となっています。このコラムが、アルミ枠プレフィルターについての理解を深め、最適な製品選びや利用方法の参考となれば幸いです。 当社「栄伸工業株式会社」では、多様なクリーン空気環境のニーズに応じた高性能なフィルターを提供しております。空調フィルターに関するお問い合わせや、具体的な製品の詳細については、ぜひお気軽にご連絡ください。 お問い合わせフォームはこちら